たんとん亭のこだわり

初めて上州麦豚のしゃぶしゃぶを食べた時の感動。それが開店のきっかけです。

県内の方には地元食材の美味しさの再認識。

県外の方には群馬食材の美味しさのアピール。

その一役を担うことが出来たなら・・・だから県内外の多くの方々にご賞味頂きたいのです。

当店は2010年藤岡市にて「炭豚亭」としてオープンしました。

当初のメニューは、味噌豚重、麦豚しゃぶしゃぶ、たんとんカツ(ミルフィーユカツ）の３種類のみ。上州麦豚の専門店でした。店の看板商品にしようと決めたのが味噌豚重。味噌豚重が備長炭の炭火焼き…ということで「炭豚亭」（スミブタテイではないですよ^^;）

2017年高崎市へ移転。看板商品は変わらず、取扱食材に上州牛や魚を加え、ご提供するお料理の幅を広げた為「たんとん亭」と改名しました。

現在の店舗では料理長(千葉県出身)に常駐してもらいそれまでの定食中心の和食から、会席などの日本料理もご提供出来るように致しました。

本当に美味しい食材はそのままでも美味しいのです。でもその食材に手間を加えることでもっと美味しくなります。素材の味を殺さないような調味料が見つからない時は作ります。

など…。

全ては上州麦豚と上州牛の美味しさを引き立たせるために。

メイン料理以外の米、お新香、豚汁、小鉢なども主役を引き立たせながらの名脇役でありたいです。

開店の際、メイン食材以外でこだわったのが「米」です。新潟県南魚沼市出身の私。（本当は南魚沼産のコシヒカリを使いたいところですが）新潟県産コシヒカリでスタートしました。

そして約６年経った頃気付きました。「看板商品の味噌豚重には、コシヒカリの特徴の一つである”粘り”が邪魔なのではないか？」

検討した結果、高崎市への移転を機に、”山形県産特別栽培米つや姫”に変えることを決断しました。とても美味しいお米です。（コスト的には高くなってしまいましたが…^^;）

でも年に一度、新米の時期には”魚沼産コシヒカリ”の新米をご提供するのが当店の恒例です！

“高くて旨いはあたり前”

上州麦豚は比較的リーズナブルな価格な割に、旨味は抜群だと思います。甘みのある脂身、旨味のある赤身。

上州牛は旨味はもちろん、とにかく香りが良いと思います。

多少煮込んでも香りが逃げない。それでころか一緒に煮込んだ野菜まで、上州牛の旨味と香りでとても美味しくなります。だからすき焼きが一番美味しいと思うのです。